はじめに
こんにちは!
ブログ担当の平口です。
先日、とある本を読んでいたら興味深い内容があったのでこの場をお借りしてシェアさせていただきます。
その内容とは、ブログタイトルにもあるように、においで体幹機能が変化するということです。
においは私たちの日常生活において切っても切り離せません。
おいしいにおいを嗅いで空腹を感じることもあれば、食品の腐敗をにおいで判断することがあります。
(インターネットから引用)
私たちは日々、いいにおい・嫌なにおいどちらを嗅いでも、体や心が何らかの反応をするという体験をよくします。
また、女性は自分の好きな人を遺伝子的に判断していると言われています。
その判断基準はにおい!
食品に限らずまさに嗅ぎ分けていますよね!
近年医療現場では、良いにおいをかぐだけで、重度の認知症患者の症状が改善されたり、がんによる疼痛が和らいだりと様々な報告がされており、メディカルアロマセラピーとして医療の現場で導入が進んでいる場所もあるそうです。
そんなにおいについて今回は簡単ですがまとめてみました。
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ちなみに僕はカメムシが大嫌いです(笑)
あの青臭いというか、強烈な刺激臭を嗅ぐとえずいてしまいます(笑)
洗濯物についていたことも何回もありますし、靴下の中にいたこともあります(トラウマ)
皆さんも気を付けてくださいね!
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嗅覚のメカニズム
実際においはどうやって伝わるのか??
鼻腔に入ってきたにおい分子は、鼻から吸い込まれ、鼻腔最上部の嗅上皮と呼ばれる特別な粘膜に溶け込み感知されます。
嗅上皮にある嗅細胞から電気信号を発生し、その電気信号が嗅神経を伝わり脳へと運ばれます。
そして最終的に大脳皮質の前頭皮質嗅覚野へ情報が伝達され、においに対するイメージがつくられ、においの認知に至ります。
(インターネットから引用)
においが体感機能に与える影響
ある研究でラベンダー・レモン(快刺激)、1日使用した靴下(不快刺激)をランダムに数秒かいでもらい並進バランステストを行ったそうです。
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並進バランステスト
(新ブラッシュアップ理学療法から引用)
判断基準は0~4の5段階。
負荷量は肩峰に鉛直下向きにかかる圧力を計測する。
(新ブラッシュアップ理学療法から引用)
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結果として、10例中5例が快刺激を嗅いだ後のスコアが1つ上がり、10例9例が不快刺激を嗅いだ後のスコアが1つ下がったらしいです。
不快刺激を嗅いだ本人からも力が入らないといった訴えがあったそうです。
この結果から自分の体臭や部屋のにおいも治療効果に非常に重要なファクターなってきそうですね。
動作訓練や筋力トレーニングを行う際には自分自身や環境にも気を付けましょう(^.^)
コーラのにおいで身体機能が変わる
先日大山さんのセミナーで水を飲むことで体幹の可動域が変化することを身をもって体感しました。
実際に3時間ほど水をのまないでいたところ、水を飲まないと体幹の可動域は低下しました。
また白湯とコーラを飲み比べたときに体幹の可動域を比べると、可動域は低下しました。
その時に常日頃から水を飲んでいる方が、コーラのにおいを嗅いだところまたもや体幹の可動域は低下しました。
この時は素直に水の力を実感しましたし、水というのは人間にとって必要不可欠な存在なんだと改めて思いました。
反対に、においを嗅ぐだけで体感の機能を落としてしまうコーラって恐ろしいですね...
ちなみに僕はまだコーラをいい匂いと捉えてしまうため可動域は大きく変化しませんでした。まだまだですね(^_^;)
おわりに
今回は参考書の記事をシェアするという目的で書かせていただきました。
たかがにおい、されどにおい。
しかしにおい一つで、病気の予防に繋がったり、難病に苦しむ人へのケアになると考えたらものすごい可能性を秘めていそうです!
ほんの些細なことに気を付けてみるだけで今後の治療効果がかわってくるかもしれませんね!
微差は大差!
本質はすべて一緒かもしれませんね!(^^)!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
参考図書
新ブラッシュアップ理学療法 福井勉 編 HUMAN PRESS 2017