知識

ジンクパターン考えてますか?

こんにちは 代表の平尾です

あなたは治療するときにジンクパターンを考えていますか?

もしかしたら初めて耳にするという方もいるのではないでしょうか?

一言で言うならば身体の歪みのパターンとなりますが、この概念を理解しておくことで治療の幅が広がり、戻り対策もできますのでぜひご活用ください

 

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ジンクパターンとは

アメリカのゴードン・ジンクという方が

筋膜の研究をする中で、身体の歪み方には一定のパターンがあることに気付きました

このパターンのことを「ジンクパターン」と言います!

ジンクパターンは代償性パターン非代償性パターンの2種類があります

代償性パターンは交互のねじれ

非代償性パターンは同じ方向へのねじれ

と理解してください

代償性パターン

代償性パターンは交互にねじれますが、人体においてこの割合は非常に少なく2割程度と言われています

病気やストレスに対しての耐性が強いと言われており、身体の不調としては現れにくいと言う特徴があります

 

ねじれは交互にあらわれますので、右に行くとどこかは左に行き、また右に行き、また左へと言う形でねじれが生じます

非代償性パターン(筋膜は主にこのパターン)

非代償性パターンは、変化がなく同じ方向にねじれます

筋膜の8割はこのパターンであると言われています

代謝性パターンとは反対にストレス耐性も弱く症状として出やすいです

具体的には呼吸や循環、内臓機能不全から体力が低下し、
ちょっとした病気や疲れからの機能回復が遅くなったりします

症状でいうと肩こりや腰の痛み、関節が動きにくい・動かすとひきつり痛む、むくみ、水がたまるなどがこれに当てはまります

一度パターンに入ってしまうと回復が遅れるので、出来る限りこのパターンに入らないようにする必要があります

つまり日常生活において非代償性パターンからの離脱を図る必要があり、逸脱することで症状の改善が図れるという事になります

 

非代償性のパターンになってしまう要因は
①遺伝的問題
②胎児期のストレス  妊娠中のお母さんの問題
③出生時のストレス  胎児が産道を通過する際のストレス
④生活習慣病
などによる要因によって生じると考えられています

①~③は自分自身ではどうしようもないですが

④に関してはある程度自分自身で防げる問題です

生活習慣病はその名の通り、ふだんの生活習慣が、症状の発症や進行に深く関わってきます

生活習慣病はご自身で防げます
普段から健康に留意した生活を送ることで多くの病気やストレスを防ぐことが可能になります
正しい知識を得て、正しい生活習慣を身につける意識を持つことが大切です

 

まとめ

まずはねじれのパターンを把握し、そのねじれを起こしている生活習慣を特定すること

特定したらセルフエクササイズでケアしたり、動作指導をしてパターンを変えていきましょう

新しい視点を持って患者様をみることで見えてくるものがありますよ

 

最後までご覧いただきありがとうございました

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