今回は猫背の改善に前鋸筋トレーニングだぜってお話
前回お伝えした僧帽筋の中部・下部線維はもちろん重要です
しかし、肩甲骨の安定性はそれだけでは獲得できませんよね
一般的には猫背になると肩甲骨の硬さが出て肩甲骨はがしのようなことはやりにくくなりますよね
しかし猫背にもかかわらず肩甲骨の内側縁に簡単にてが入ってしまう方がいます
そのような状況になっているのを翼状肩甲と言います
少し前ですが、巨人の澤村投手がなってましたね
確かあの時は長胸神経に鍼が当たってしまったとか?(真実とは思えないが)
翼状肩甲の方にはいくらストレッチをしても猫背改善は図れませんね
前鋸筋も上部線維は他と比べて明らかに走行が違うので分けて考えましょう
前鋸筋の作用は肩甲骨の上方回旋ですが、上部線維は第1肋骨に付着しますので下方回旋に作用します
猫背の方は肩甲骨の下方回旋と内転を促していきたいわけですので、前鋸筋の上部繊維をどのように働かせるかを考えていく必要があります。
僧帽筋との連動も考慮しながら前鋸筋のトレーニングもしてみてください
肩甲骨の下方回旋がうまく入れれない方がいれば事前に僧帽筋の上部線維をストレッチかけておきましょう
ではそれらを踏まえて猫背改善のエクササイズをご覧ください