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明けましておめでとうございます🎍
ブログ担当の髙栁です
2019年一発目のブログとなります!
今回は脾臓についてまとめていきたいと思います
脾臓と聞いてなにが思い浮かびましたか?
恥ずかしながら私は全く思い浮かびませんでした!
思い浮かばなかった方、ぼんやりとしか理解出来ていない方はここで一緒に復習していきましょう^^
目次
脾臓とは?
脾臓は体内で最も大きなリンパ器官で、胃の大弯側に位置し、左第9〜11肋骨の間にある。大きさは約12㎝で、平均の重量は約160gである。
脾臓は胃脾間膜という間膜で胃の大弯とつながっている。
主な役割は、人体の生体防御機構にリンパ(白血球)増殖、免疫監視、免疫反応の場として関与する。
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脾臓の位置・構造
脾臓と他臓器の位置関係
脾臓は胃、左腎臓、横隔膜の間に存在する。横隔面は平滑で凸型をしており、横隔膜と腹壁に接している。臓側面は、胃と腎臓に適合するためへこんでいる。
- 前方には、胃がある
- 後方に、横隔膜の左の部分があり、胸膜、肺、第9〜11肋骨から脾臓を境する
- 下方に、左結腸曲が位置する
- 内側に、左腎臓が位置する
画像はおとまる健康ニュースさんのホームページから
胃面と腎面との間には脾門があり、脾動脈、脾静脈、リンパ管などが出入りしている。
- 脾動脈
脾動脈は、腹腔動脈の最も太い動脈で、網嚢の後方で、左腎臓の前を、膵臓の上縁に沿って、蛇行しながら走行する。
脾腎ヒダの層間で、脾動脈が5本前後に枝分かれし、脾門に入る。
脾臓では血管の吻合が形成されず、文節的に分布するため、その間に無血管野が形成されることになる。
- 脾静脈
脾静脈は脾門から出た数本の枝が合流して形成される。
下腸間膜静脈と合流し、主に膵臓の体部、尾部の後面を走る。脾静脈は膵臓の頸部で上腸間膜静脈と合流し、門脈になる。
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脾臓の組織学
脾臓の表面は膠原線維と弾性線維を含む被膜で取り囲まれている。脾臓の中にある細胞成分は脾髄を形成する。
脾髄には赤脾髄と白脾髄がある。
前者は多量の赤血球を含み、後者はリンパ小節に似たリンパ球の集まりからなる。
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脾臓の機能
- 出生前は造血器官である。
(生後はその機能は失われるが、大量出血や骨髄の機能が抑制された状態では再び脾臓での造血が行われることがある。)
- 出生後は、消耗した赤血球と壊れた血小板を識別して、除去、破壊し、鉄とグロビンのリサイクルに関与する。
- 血液の貯蔵所として赤血球と血小板を蓄積し、ある程度までは、出血によるストレスに反応し放出することで、自己輸血器官の1つとしても機能する。
- 白髄脾でB細胞、T細胞を熟成させ、病原体に対する免疫応答を行う。
組織による機能の違い
- 白髄脾
感染に対する防御を担う器官系の一部である。リンパ球と呼ばれる白血球をつくっており、そのリンパ球は抗体をつくる。
- 赤髄脾
血液をろ過することにより、不要な物質を取り除く。赤脾髄には、細菌、真菌、ウイルスなどの微生物を消化する食細胞という白血球が含まれている。また、赤脾髄は赤血球の状態を監視し、異常があったり、古くなったり、傷ついたりして正常に機能しなくなった赤血球を破壊する。さらに、赤脾髄には、特に白血球や血小板といった様々な血液成分を貯蔵する働きもある。しかし、これらの血液成分を放出することは、赤脾髄の主要な役割ではない。
脾臓へのアプローチ
脾臓に対するアプローチはイメージのわきにくいところである準備運動なしに動き始めると左肋骨部に痛みが出てくる経験は運動経験者であれば誰しもが経験していることだろう
つまり脾臓自体にもアップなるものが必要だと言える。
また下部では腹膜、上部では横隔膜との連結もあることから他の筋肉や臓器の影響も受ける臓器である。
骨格に対するアプローチと機能改善に対するアプローチ
大きく分けると2つのパターンになる。
一つ目は下部胸郭に対してのアプローチ
二つ目は免疫機能、循環機能の改善のためのアプローチである。
筋膜の繋がりで言えばラテラルライン(LL)やディープフロントライン(DFL)に含まれますから、大腰筋や斜角筋、大臀筋、腓骨筋からアプローチすることが可能である
逆に脾臓を使ってそれらの筋肉をリリースすることも可能と言える。
脾臓機能面へのアプローチで考えると経絡を使用する事も可能である
治療において経絡へのアプローチは筋膜を痛める事もなく、本人の自然治癒力を高める効果があり、内服薬とも違い副作用もないことが特徴である
詳しく知りたい方は1月13日に浜松市でセミナーが開かれる予定になっているのでそちらに参加していただきたい!
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少しでも迷うなら参加するべきだ
まとめ
いかがだったでしょうか?
簡単に機能をまとめると、
- 免疫
- 造血
- 血液の貯蔵
- 血液の破壊
こうやって見ていくとすごく重要な臓器に感じますよね!!
ですが、私がタイトルで「脾臓っていらないの?」と書いていて疑問に思った方はいませんか?
今回、ブログを書くにあたり脾臓について文献を読んでいると、
「脾臓は生命に不可欠な器官ではない」
と、書いてある文献がいくつかありました。
大まかな理由としては、脾臓が担っている役割は他の臓器で補うことが出来るというものらしいです。
あればいいけど、なくても大丈夫!という程度の臓器ということなんでしょか?
詳しく知りたい方は自分で調べてみてください(笑)
最後になりますが、脾臓はデリケートで、腹部臓器のなかで、間接的に最も外傷に晒されやすい臓器です。
交通事故で車、バイクのハンドルにより圧迫され破裂し、腹膜内出血が起き、ショック状態を起こすことがあるそうです。
皆さま気をつけましょう。
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最後までお付き合い頂きありがとうございました。
2019年も宜しくお願いします。